《3周目》第31、32、33日目 1月17日~1月19日
第31日目 08年1月17日(木)曇時々晴
6:45 平山バス停 →(2.5㎞)→7:20 別格14番 常福寺(椿堂) 7:40→(24㎞)→ 13:50 別格15番 箸蔵寺 14:20→(6.5㎞)→16:00 ふくや旅館《合計33㎞》
どんよりと垂れ込めた雲。
冬枯れした山。山の上の方では、ピーピーと鳥の群れが ざわめいている。
時折、ちらちらと粉雪が舞う。
少し前、気の緩みで引いた風邪もなんのその、しかし時折げほげほと咳き込みながら歩いていく。
やがて、日差し。
ぽかぽかと日の当たるバス停のベンチで一息つく。
吉野川を経て、箸蔵寺へ。
山道を登ると、仁王門が現れ、続いて鳥居、その後、玉垣の並ぶ長い階段。
金毘羅大権現が本尊。納経所の人は「神仏習合やけ
ん。仏教なら薬師如来」という。なるほど、なるほど…。
詳しくいうと、金毘羅大権現は、薬師如来を守護する「薬師十二神将」の筆頭の仏様「宮毘羅(くびら)大将」。弘法大師はここで金毘羅大権現から、「箸を挙ぐる者(=国民)、我誓ってこれを救はん」(全ての人々を救済する誓い)というご神託を授けられ、寺を建立したという。
ふむふむ…。
第32日目 08年1月18日(金)雪のち晴
4:15 ふくや旅館→(13㎞)→7:45 66番 雲辺寺 8:35→(7.4㎞)→ 10:50 別格16番 萩原寺 11:25→(7㎞)→12:55 67番 大興寺 13:15→(8.7㎞)→15:15 68番 神恵院 69番 観音寺 15:45→(4.5㎞)→16:45 70番 本山寺 17:05→ 一富士旅館《合計40.6㎞》
雲辺寺へ、暗闇の道を登っていく。
ヘッドランプの明かりの先にはらりと小雪が舞い降りてきたかと思うと、すぐに本降りとなり、道に積もり始めた。
が、夜が白み、雲辺寺に到着すると、空はすっかり晴れ。
しかし気温は零度を下回り、読経していると、みるみる体が冷えていく。
そして山道をひたひとと下り、山麓駅の横を通って萩原寺へ。
下界はぽかぽか。秋には一面に萩が咲くという寺の茶店で、のんびりとお茶を頂く。
単調な道を空を見上げながら歩いていく。すると、おじいちゃんが遠くからこれらを呼び止めて近道を教えてくれた。感謝合掌。
やがて陽は傾き、道もオレンジ色に染まる。
葦の生い茂った川の土手を、神想観の言葉を唱えながら歩いて行く。
第33日目 08年1月19日(土)晴のち曇
4:20 一富士旅館 →(11.3㎞)→6:50 71番 弥谷寺 7:30→(3.5㎞)→8:25 72番 曼陀羅寺 8:45→(0.6㎞)→8:55 73番 出釈迦寺 9:15→(2.8㎞)→ 9:45 74番 甲山寺 10:05→(1.6㎞)→10:25 75番 善通寺 11:20→(12.5㎞)→14:35 別格17番 神野寺 15:00→(8.3㎞)→16:30 金刀比羅宮(本宮、厳魂神社)→(3㎞)→18:15 JR琴平駅《合計43.6㎞》〈往復、新幹線〉
陽が差していても、風はほおに冷たく、底冷えする日。
わざわざ1年の中の最も寒い時期に歩けることに感謝。
善通寺の大クス。2度も来ていて気付いていなかった。樹高40㍍、樹齢千数百年。偉容に圧倒され、しばらく佇んで見上げる。
満濃池を経由し、こんぴらさんへ。初詣も参拝者も多く、なかなかのにぎわいである。
本宮まで785段、奥社(厳魂神社)まで合計1368段をひらすら登った。
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