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2007年12月17日 (月)

《3周目》第29、30日目 12月13日~12月14日

第29日目 07年12月13日(木)曇

11:25 JR伊予小松駅→(1.3㎞)→ 11:45 61番 香園寺 12:05→(1.3㎞)→ 12:20 62番 宝寿寺 12:35→(1.4㎞)→12:50 63番 吉祥寺 13:05→(3.2㎞)→ 13:45 64番 前神寺 14:15 →(17㎞)→ 18:30 ホテルMISORA《合計24.2㎞》
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 しぐれ雲。はっきりしない天気。
 雲のたれ込めた山の向こうから吹いてくる冷たい風。
 人気のない町並みの中を歩いていく。

 おばあちゃんからみかんを3つ頂く。感謝合掌。前神寺で納経後、頂く。
 とっても甘いみかん。

 風がゴーと音を立てて寒空を通り過ぎていく。
 道沿いの家の庭から、早々に学校から帰って遊ぶ子供たちP1020559_3 の喚声。

第30日目 07年12月14日(金)曇時々晴

4:50 ホテルMISORA→(11.1㎞)→7:05 別格12番 延命寺 7:25→(17.3㎞)→11:50 65番 三角寺 12:15→(4.1㎞)→14:00 仙龍寺 14:30→(6.7㎞)→16:25 平山バス停《合計39.2㎞》〈往路、ANA、復路、新幹線〉

 朝からどんよりとした曇り空。かじかむ手。
 1人また1人と学校へ向かう自転車の中学生。
 保育園のバスを待つ幼児と母親。

 眠たそうな支度中の商店街。
 ここらへんは朝方かなり雨が降ったらしく、道は一面に濡れている。
 やがて晴れ間がのぞいてきた。
P1020598

 静まりかえった三角寺の境内。じっと風情を楽しんでいると、冷たさが頬から染み込んできた。まもなくバスツアーのお遍路さんたちがぞろぞろと到着し、にぎやかな境内に。

 仙龍寺に向かって、再び山道へ。
 道は、ヒノキやスギなどの落ち葉が積み重なり、ふかふかの絨毯のように柔らかい。

 標高765㍍の峠越え。峠には道しるべのお地蔵様。
P1020610  一転、急な下り。「三角寺五十丁、仙龍寺八丁 明治建立」と刻まれた石柱の道しるべを通過。岩肌を垂直にそぎ落としたような馬の背を越え、さらに長い石段を一気に下り、仙龍寺へ。

 寺は、三方を切り立った山に囲まれ、秘境の趣である。
 山からの木枯らしが、古くて大きな木造の伽藍を吹き抜けていく。

 本尊の弘法大師と、岩穴に祀られた不動様に納経。
 住職によれば、通過してきた石柱の場所が本来の表門。昔のお遍路は、来た道をまた上り、その道しるべから雲辺寺や箸蔵寺を目指したという。

 埼玉から来たと告げると、住職は、毎年春の彼岸に、埼玉県の運送会社まで祈祷に行っていると言った。社長1人から始めて、従業員千数百人、トラック千台くらいを数える運送会社になった。なぜ、この四国の寺を信仰しているのかは知らないという。けれども、信仰心が会社を繁栄に導いたものと納得しながら聞く。

P1020623  寺を出て、開けたダム湖沿いを歩いていく。
 湖面から吹き上がる冷たい西風。
 堀切トンネルを超え、川之江側へ。山はまだ紅葉の盛り。

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