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2007年11月 2日 (金)

《3周目》第27、28日目 10月31日~11月1日

第27日目 07年10月31日(水)曇のち晴れ

7:20 大頭バス停→(8:20 湯浪 7.8㎞)→9:40 60番 横峰寺 10:20→(0.6㎞)→10:30 星ガ森→(モエ坂 2.9㎞)→11:30 虎杖 → 黒川道(6.0㎞)→16:10 石鎚神社成就社 … 玉屋旅館《合計17.3㎞》

P1020460  横峰寺を経て、石鎚山へ。星が森では雲がかかり、石鎚山を遙拝できず。

 虎杖(いたずり)まで下りてうろうろしていると、後から下りてきた初老の男性とばったり出会う。「黒川道を行きます」と言うと、「同行します」ということで、道を共にすることに。標高250㍍の虎杖から、1400㍍の石鎚神社成就社まで、今日、2度目の山登りである。

 黒川谷を左手に見ながら登っていく。
 男性とよもやま話に花が咲く。男性は京都から来たという。19歳の息子さんを連れてきた。9月20日ごろから通しで遍路中。40日ぐらい歩いている。息子さんは石鎚山に登らずに先を行き、高松で落ち合う予定。沖縄生まれ、退職前は仕事で十数年も北京にいたという。
 黒川道は、本来通行禁止である。3㎞を超えるころから、草の繁茂などで道が分かりにくくなる。途中、完全に道が崖下に落ちた大崩落地1カ所、沢崩れで道が消失している個所2カ所、沢に掛かる鉄橋が飛ばされた個所1カ所、そのほかにも道が消えた部分がところどころあり、全体に大きく荒れていた。1人ではパニックになっていたところである。道を共にしてくれた男性に感謝。

P1020482  黒川谷の沢の音が近づいてきた。数十㍍の高さから何段もわたって流れ落ちてくる滝に出合った。その一体はすっかり紅葉している。美しい景観。だれも見ることができないのはもったいないかぎりである。

 成就社に到着。遠くに、夕日を浴びつつ高くそびえる石鎚山が見えた。

第28日目 07年11月1日(木)雨のち曇

6:35 玉屋旅館 … 石鎚神社成就社 →(3.6㎞、7:25試し鎖、8:00夜明峠、8:10一の鎖、8:25二の鎖、8:45三の鎖)→9:00 石鎚神社(弥山)→9:30 石鎚山山頂(天狗岳)→9:50 石鎚神社→(3.6㎞)→11:30 石鎚神社成就社(玉屋旅館) 11:55→ 今宮道(6.6㎞)→14:10 河口 →(13.5㎞)→ 17:20 JR伊予小松駅《合計27.3㎞》〈往復、新幹線ほか〉

P1020486_3  今日が、本当の山登り。
 夜半からの激しい雨はおさまったが、雨は降ったり、止んだり。
 深い霧の中を山へ向かう。ブナやモミジは紅葉の時期をやや過ぎている。落ち葉の積もった山道をさくさくと歩いていく。
 
 まもなく鎖場へ。行者の修行場。岩場のはるか上まで鎖が続いている。鎖や岩に掛けた靴が、雨のために何度もすべる。落ちたら天国か? 息を整えながら慎重に登っていく。ロッククラP1020496イミングのようである。

 弥山に到着。石鎚神社でご朱印を戴いた。
 下界から吹き上がる風にあおられながら稜線をたどり、天狗岳に到着。そこは雲の中だった。

 成就社まで下山。帰りは、今宮道へ。
 深い霧に包まれた植林地の林道をひたすら下っていく。途中、樹皮を煎じて飲むと乳P1020520_3の出がよくなるという、樹齢800年の「今宮の大杉」のそばを通り、昔あった集落の廃屋を横に見ながら歩く。大杉の樹皮は一部が剥かれて真っ赤である。

 ようやく下山し、深い谷あいの道を歩いていく。山腹の寺にいく人かの行者。その行者たちの吹く法螺貝の音が谷あいに響きわたった。

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